ロレックスのピンクゴールドモデルは男女ともに人気！おすすめの選び方とは？
高級腕時計ブランドとして類い稀なる人気を博し、全世界でもトップクラスの売り上げ本数を誇るロレックス。そのラインナップにはデイトナやGMTマスターII、デイトジャストといった有名かつ人気なモデルが数多く揃います。
当記事ではそんなロレックスに使用されるピンクゴールドである、「エバーローズゴールド」について詳しく解説します。その特徴や魅力、ピンクゴールドを使った定番モデルについてもご紹介しますので、是非最後までご覧ください。
目次
ロレックスは長い歴史を持つ腕時計ブランド
ロレックスは、1905年に創業した100年以上の歴史を持つ老舗ブランドです。懐中時計がまだ主流だった時代に腕時計の需要を見出し、革新的な数々の時計技術を生み出したことで、現在に至るまで実用性の高いコレクションを数多く誕生させてきました。
特に、自動巻機構である「パーペチュアル」に、防水腕時計を実現した「オイスター」、瞬時に日送りするカレンダー「デイトジャスト」はロレックスの3大機構と呼ばれ、その卓越した技術力を物語るものとなっています。
ロレックスで人気のピンクゴールドはどんな素材？
さて、ここからはロレックスで人気を集めるゴールド素材のひとつである、ピンクゴールドについて詳しく解説していきます。
なお、ロレックスのコレクションに使われるゴールド素材にはイエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールド（エバーローズゴールド）の3種類がありますが、そのどれもが75%の純金を含有する18Kゴールドとなっています。
ピンクゴールドは金と銅を配合した素材
金は、それ単体では非常に柔らかな素材であり、ジュエリーや腕時計に使用する際には銅や銀などの素材を配合することで強度を高めた合金が用いられます。
この合金の色味は金以外の素材の含有量によって変化しますが、銅を多く含有することでピンク系統の色合いになったものをピンクゴールドと呼びます。
その温かみのある色合いや、肌色との相性の良さから女性を中心に人気が高く、ネックレスやリングといったジュエリーにも広く用いられる金素材となっています。
ロレックス独自の「エバーローズゴールド」とは
エバーローズゴールドは、2005年にロレックスが独自開発したピンクゴールドです。その魅力は名前にもあるとおり、経年劣化、変色のしにくさにあります。
一般的に、金素材は変色や経年劣化に強いとされていますが、18Kゴールドのように他の金属を含む合金素材はどうしても経年による劣化や変色の問題を避けられません。
しかし、このエバーローズゴールドは永い年月の間使用される腕時計に向けて開発されており、その輝きが非常に色褪せにくいものとなっているのです。
ピンクゴールドを文字盤に使用したピンクダイアルモデルも人気
ロレックスのピンクゴールドはケースのみならず、文字盤にも使用されており、性別を問わない人気を集めています。
もちろん、一言にピンクダイアルと言ってもその濃淡によってバリエーションが存在しており、ステンレススチールモデルには濃いサーモンピンク、ロレゾール（コンビモデル）にはパステル系のピンクカラーを採用するなど、巧みな使い分けが行われています。
このデザインセンスが光る配色こそ、ロレックスのピンクゴールドモデルが性別を問わず人気を集める理由ではないでしょうか。
【メンズ向け】おすすめロレックスのピンクゴールドモデル5選
ここからは、ピンクゴールドモデルが登場しているロレックスのコレクションについて、メンズ、レディースモデルごとにそれぞれご紹介していきます。
先述した通り、ロレックスのピンクゴールドモデルは男性にも人気の高いジャンルとなっています。人気モデルにはもれなく登場しているので、気になる方は是非一度中古市場などを調べて見ることをおすすめいたします。
デイトジャスト
デイトジャストの正式名称は「オイスターパーペチュアルデイトジャスト」であり、冒頭でご紹介したロレックスの3大機構を全て備える非常にアイコニックなモデルと言えます。
そのデザインはドレッシーとスポーティの中間にあるスタンダードなものになっており、その使いやすさから誕生当時から安定した人気を誇っています。
また、その洗練されたデザインはピンクゴールドと相性抜群であり、気品を感じさせる輝きがプラスされています。
デイトナ
コスモグラフ デイトナはロレックスで絶大な人気を誇るスポーツモデルです。プロレーサーの使用に向けて作られたプロフェッショナルウォッチであり、クロノグラフ機能やタキメーター機能といった実用機構が搭載されています。
なお、スタンダードなステンレスモデルが最も人気を集めていますが、ピンクゴールドモデルももちろん人気があります。王道的なスポーティテイストにピンクゴールドの温かみのある色彩が加わり、ブラックの差し色が精悍さを際立たせることでエレガンスとスポーティが両立されています。
デイデイト
デイデイトは、日付表示機能と印象的な曜日表示機能が搭載された、ロレックスのハイエンドコレクションです。
ロレックスで初めて自動巻と防水性、クロノメーター認定が備えられた歴史的なモデルであり、ケース素材には貴金属のみが使用されるなど、ブランドもデイデイトを特別視していることが見て取れます。
ピンクゴールドモデルには主にブラウン文字盤が組み合わされており、その完成されたシックなビジュアルは手元に上質な大人の余裕を漂わせます。
GMTマスター
GMTマスターは、文字盤に複数のタイムゾーンを表示できるGMT機能を搭載したスポーツモデルです。元々パイロットに向けて作られたモデルであり、ツートンカラーのベゼルや視認性を重視したデザインが根強い人気を生み出しています。
ピンクゴールドを使ったモデルではベゼルのツートンカラーにブラウンが用いられることが多く、このカラーリングは「ルートビア（日本ではカフェオレ）」という愛称が付けられるほどの人気を博しています。
チェリーニ
チェリーニは、ロレックスを代表するクラシックウォッチであり、オイスターケースを採用していない珍しいコレクションとなっています。
革ベルトやスモールセコンド、無駄を削ぎ落としたダイアルデザインが採用されており、本格的なドレスウォッチらしさが他のモデルにはない魅力と言えます。
ピンクゴールドモデルは、チェリーニのエレガンステイストとピンクゴールドの上品な輝きがお互いを高め合っており、パーティシーンでも見劣りすることのないドレスウォッチが完成しています。
【レディース向け】おすすめロレックスのピンクゴールドモデル4選
続いてはレディースモデルをご紹介します。明確にレディースモデルと位置付けられたピンクゴールドモデルは、レディ デイトジャストがメインとなります。
ここではこのデイトジャストに加えて、ヨットマスターやパールマスターに登場している「ボーイズ」と呼ばれる男女共用モデルについてもご紹介します。
デイトジャスト コンビ
女性向けに作られたコンパクトサイズのレディ デイトジャストでは、主にロレゾール（コンビモデル）のピンクゴールドモデルが人気を集めています。ドレッシーなジュビリーブレスレットはピンクゴールドと相性がよく、ブレスレットのような感覚で使えるのが魅力と言えるでしょう。
女性向けモデルということで、インデックスの代わりに配された星の形の台座にダイヤモンドをセットしたスターダイヤが使われるなど、きらびやかな印象のあるモデルが多く登場しています。
デイトジャスト 金無垢
ピンクゴールドを使ったレディ デイトジャストでは、ロレゾールと並んで金無垢モデルも高い人気を誇っています。
金無垢はブレスレット、ケースなどの素材に貴金属のみを用いるモデルのことを指し、資産価値はもちろんのこと、随一の高級感が魅力となっています。
デイトジャストの金無垢モデルでは、ダイアルやベゼルの装飾にふんだんにダイヤモンドを用いたラグジュアリーモデルも登場しており、最高級のステータスとしての働きも見せてくれます。
パールマスター
パールマスターは、ロレックスが「時計製造の至宝」としている最高峰のジュエリーモデルです。
貴金属のみが用いられた独自設計のブレスレットとケースにはふんだんに貴石があしらわれているものもあり、その特別感のあるデザインから廃盤となった今でも高い人気を集めるモデルとなっています。
ピンクゴールドモデルでは優美な曲線を描くケースとピンクゴールドの柔らかな色合いがマッチしており、印象的に配されたダイヤモンドがパールマスター独自の魅力をさらに引き出しています。
ヨットマスター
ヨットマスターは、水上スポーツに向けて開発されたスポーツモデルであり、ラグジュアリーを意識したコンセプトから、そのケース素材には貴金属のみが用いられます。幅広のベゼルや高い防水性能もその魅力であり、ロレックスらしいラグジュアリースポーツモデルと呼べるでしょう。
ヨットマスターのスポーティなデザインとピンクゴールドの相性は良く、コンビモデルから、ダイヤモンドをふんだんにあしらったモデルまで、さまざまなバリエーションモデルを楽しむことができます。
ロレックスピンクゴールドモデルのおすすめの選び方
ロレックスのピンクゴールドモデルは多く登場していますが、モデル選びの際はファッションやシーンに合った、自分好みのモデルを選ぶのが最適と言えます。
ここでは、ロレックスから登場している腕時計のジャンルや資産価値としての魅力について解説しますので、モデル選びに迷った際は参考にしていただけると幸いです。
モデルやデザインから選ぶ
ロレックスのラインナップは大別すると、スポーツモデル、スタンダードモデル、ドレスモデルの3つに分けることができます。この中から、自分のファッションや着用するシーンに合わせたデザインのものを選ぶのもひとつの手です。
スポーツモデルはプロフェッショナル向けに開発されたツールウォッチが多く、ドレスモデルはパーティシーンなどで活躍するクラシカルなテイストが魅力となります。一方スタンダードモデルに関しては、スポーツ、ドレスに振り切らない使いやすいデザインが最大の特徴と言えます。
資産価値で選ぶ
リセールバリューが高いことで有名なロレックスですが、資産として腕時計を購入する方も少なからずいらっしゃいます。また、金の価値は比較的安定しているため、ロレックスのゴールドモデルは資産価値として大きな魅力があると言えます。
そのため、将来的に腕時計の売却を考えているのであれば、モデル選びの際は今後の値上がりを期待できそうなモデルを選ぶのもおすすめです。中でも、デイトナやGMTマスターといった人気モデルであればその資産価値には十分に期待できるでしょう。
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まとめ
当記事では、ロレックスのゴールドモデルのひとつ、ピンクゴールドモデルについて詳しく解説いたしました。女性人気が高いピンクゴールドですが、ロレックスのピンクゴールドモデルではその温かみのある色彩と傑作コレクションの相性が抜群であり、性別を問わない人気を博しています。
