ロレックスの金無垢モデルの定価は?金無垢の特徴やおすすめモデルをご紹介
ロレックスの金無垢モデルの定価は?金無垢の特徴やおすすめモデルをご紹介
数々の人気コレクションをリリースし、高級腕時計ブランドとして最高峰の地位を確立しているロレックス。そのコレクションでは、実用重視のコンセプトとの相性の良さからステンレススティールモデルの人気が高い傾向にありますが、金無垢モデルも負けず劣らずの魅力を備えています。
当記事ではそんなロレックスの金無垢モデルについて、その魅力を詳しく解説いたします。おすすめモデルについても定価を踏まえつつご紹介しますので、ぜひご購入の際の参考にしていただけると幸いです。
目次
ロレックスの金無垢の腕時計とは?
金無垢は、腕時計で度々ゴールドモデルに対して使われる名前です。本物の金をケース素材に使用したモデルにのみ使われる言葉であり、ゴールドに塗装された腕時計やPVDコーティングでゴールドに色付けされたモデルには使われません。
ここではまず、金無垢とはどういった腕時計を指すのかについて詳しく解説いたします。
金無垢は混じりけのない金のこと
金無垢は、無垢という名前が示す通り混じりけのない金を指すものであり、一般的に純金に対して使われる言葉です。一方、腕時計における「金無垢モデル」とは、24Kや18Kゴールドがケース素材に使われたモデルのことを指し、必ずしも「金無垢=純金」とは限りません。
また、金無垢の中でもブレスレットまでゴールドを使用したものや、ケースのみにゴールドを使用し、レザーベルトを採用したモデルも存在しているため、意外と金無垢に該当するモデルが多いことを覚えておくべきでしょう。
K18はK24よりも耐久性が高い
ジュエリーなどでよく見られるK18は純金を75%含んだ合金であり、価値としてはほぼ純金であるK24に劣りますが、傷つきにくさや腐食しにくさといった実用面で優れています。このKは「カラット」の略であり、合金のうち24分のいくらが純金であるかを表しています。そのため、K24は純金であり、K18は75%が純金であるという計算になります。
なお、海外では「数字+K」という表記が基本ですが、日本では「K+数字」という表記が一般的となりつつあります。
ロレックスでは18ctゴールドが使用されている
ロレックスのゴールドモデルでは、耐久性や腐食性、加工性などを考慮して、75%の純金にシルバーや銅を配合した合金を使用しています。ロレックスはこの合金を「18ctゴールド」と名付けており、現行モデルではイエロー、ホワイト、ピンクの3つの18ctゴールドが使用されています。
特にピンクゴールドに関しては、独自に開発されたエバーローズゴールドと呼ばれるものであり、変色しやすいピンクゴールドの弱点を改善した色褪せない輝きが魅力となっています。
ロレックスの金無垢モデルの魅力
ロレックスにおいて金無垢モデルは、比較的安価で使いやすいステンレスモデルに比べてその需要が若干劣っています。しかし、18ctゴールドによる色褪せない輝きを放つ金無垢モデルは、ステンレスモデルにない魅力も確かに備えています。
ここでは、価値やステータスといった側面から金無垢モデルの魅力を解説いたします。
時期によってはステンレスモデルよりもお得感がある
現在ロレックスの中古市場では、その余りの需要の高さから、ステンレススチールモデルの相場が定価の数倍近いものとなっています。一方で金無垢モデルは定価とそこまで変わらない相場で取引されており、ステンレスモデルに比べてお得に購入できる印象があります。
もちろん全てのモデルにこの法則が当てはまるわけではありませんが、ロレックスをなるべく定価に近い価格で購入したいのであれば、金無垢モデルの購入は非常におすすめと言えるのです。
金は価値が上がる可能性がある
知っての通り金は希少性の高い金属であり、その価値は非常に安定しています。そのため、金を素材に使用した腕時計も同様に一定の価値が約束されており、魅力的な資産として見ることができるのです。特に金は社会情勢などにもその価値が影響されにくくなっており、どの国でも換金に事欠きません。
ただし、金無垢モデルは腕時計として評価されてしまうため、必ずしも金の相場と金無垢モデルの価値がリンクするわけではないことを覚えておくべきでしょう。
金無垢ならではのラグジュアリーなテイストを楽しめる
金無垢モデルのわかりやすい魅力と言えば、ゴールドが生み出すそのラグジュアリーテイストが真っ先に挙げられるでしょう。手元で大きな存在感を放つゴールドの輝きはステンレスモデルに無いものであり、一目で高額とわかるそれは最高峰のステータスを着用者にもたらしてくれます。
特にロレックスの金無垢モデルは派手すぎず、嫌味すぎずの絶妙なラインを突いたエレガンスを備えており、ビジネスからデイリーユースまで幅広いシーンで着用できるものとなっています。
【イエローゴールド】ロレックスのおすすめ金無垢モデルと定価
ここからは、ロレックスの3種のカラーゴールドごとにおすすめの金無垢モデルをピックアップしてご紹介いたします。各種人気モデルを特徴やその魅力、定価も踏まえてご紹介しますので、ロレックス選びの参考にしていただけると幸いです。まずは華美な印象の強いイエローゴールドモデルについて解説します。
ヨットマスター42 Ref.226658
ヨットマスターは、洋上スポーツでの使用を想定して開発された、ラグジュアリーテイストの強いスポーツモデルです。ロレックスのプロフェッショナルコレクションで唯一ステンレスモデルが存在しないことで知られており、リゾートテイストに当てはまるビジュアルを特徴としています。
このRef.226658はイエローゴールドとブラックのダイアル・ベゼルが生み出すコントラストが特徴的な一本。定価は3,467,200円で、スタイリッシュに着用できるダイバーズフォルムが魅力となっています。
スカイドゥエラー Ref.326238
スカイドゥエラーは、アニュアルカレンダーと呼ばれる年次カレンダーを搭載したプロフェッショナルモデルです。年に一度しか修正の必要がないカレンダーは実用性を高めるものであり、そのドレス、カジュアルに振り切らないスタイルも魅力と言えるでしょう。
このRef.326238はラグジュアリーテイストを強調し、コンプリケーションウォッチの特別感を高めた一本です。定価は4,888,400円(オイスターフレックスブレスレット)で、ダイアルとブレスレットのバリエーションによって高級感を調整できるようになっています。
デイデイト40 Ref.228238
デイデイトは、日付表示機能と曜日表示機能を兼ね備える、ロレックスのハイエンドモデルのうちの一本です。特別なコレクションに位置付けられており、専用ブレスレットの存在や、ステンレスモデルが登場していない点などが特徴に挙げられます。
Ref.228238はそんなデイデイトの特別感が前面に押し出されたモデルです。定価は4,589,200円で、豊富なダイアルバリエーションが用意されているだけでなく、ダイヤセットモデルを選ぶこともできます。
【エバーローズゴールド】ロレックスのおすすめ金無垢モデルと定価
続いて、ロレックス独自のピンクゴールドであるエバーローズゴールドを使用した金無垢モデルをご紹介いたします。ピンクゴールドは女性人気の高い印象がありますが、ロレックスのエバーローズゴールドは男性の手元にも馴染む温かい輝きが備わっています
コスモグラフ デイトナ Ref.116515LN
コスモグラフ デイトナは、言わずと知れたロレックス唯一のクロノグラフモデルです。モーターレースを想定して設計されたデイトナは、その洗練されたスポーツテイストが高い人気を呼び、現在ではロレックスの王様と呼ばれるまでになっています。
Ref.116515LNは、ピンクゴールドケースにブラックベゼルを合わせた、シックな高級感が魅力のモデルです。定価は3,741,100円(オイスターフレックスブレスレット)で、パンダ、逆パンダダイアルを選ぶことができます。
デイデイト 36 Ref.128235
36mm径のコンパクトなピンクゴールドケースを採用したデイデイトです。定価は4,514,400円で、ブランドを象徴するフルーテッドベゼルとプレジデントブレスレットが取り付けられています。
非常に多彩なダイアルバリエーションが用意されているモデルであり、一般的なダイアルから、マザーオブパールやターコイズといった天然由来のものまで幅広いデザインを楽しめるようになっています。
チェリーニ ムーンフェイズ Ref.50535
チェリーニはロレックスで数少ないオイスターケース非採用のシリーズであり、強調されたクラシカルテイストを特徴としています。
このRef.50535はそのチェリーニの特徴を継承しつつも、月相を表示できるムーンフェイズを搭載した個性的なモデル。定価は3,180,100円で、王道的なドレスウォッチらしいビジュアルの中で際立つ満月がその最たる特徴と言えるでしょう。なお、4本目の針は外周部に配されたカレンダーを指すものとなっています。
【ホワイトゴールド】ロレックスのおすすめ金無垢モデルと定価
ホワイトゴールドの金無垢モデルは、一見ステンレスモデルと見紛うビジュアルを備えつつも、その独自の輝きが生み出す落ち着いた高級感が魅力となっています。イエローゴールドやエバーローズゴールドの色合いを華美に感じる方にはおすすめの金無垢モデルと言えるでしょう。
デイトジャスト 31 Ref.278289RBR
デイトジャストは、ロレックスの3大機構を全て兼ね備えた、ブランドを代表するクラシックウォッチです。完成されたデザイン性と豊富なデザインバリエーションがその魅力となっており、サイズの選択肢も豊富であることから老若男女問わない人気を博しています。
このRef.278289RBRは31mm径のケースを採用した、いわゆるボーイズサイズモデルです。煌びやかな輝きを放つダイヤセットのベゼルを採用しており、上品な高級感で手元を彩ってくれます。定価は5,162,300円です。
GMTマスター II Ref.126719BLRO
パイロットウォッチとして開発されたGMTマスターは、その名の通り第二時間帯を表示するGMT機能を搭載したスポーツモデルです。昼夜で2色に分かれたベゼルがその象徴的なデザインとなっており、さまざまなペットネームが存在していることでも知られています。
このRef.126719BLROは、青赤ベゼルを備えたいわゆる「ペプシ」モデルです。定価は4,826,800円で、視認性に優れるミッドナイトブルーダイアルとホワイトゴールドが手元に落ち着いた高級感を演出してくれます。
サブマリーナー デイト Ref.126619LB
ロレックスを代表するダイバーズウォッチであるサブマリーナーは、現在の多くのダイバーズウォッチの始祖とも呼べるモデルです。そのコレクションでは高いデザイン性と潜水に耐えうるタフネスが融合しており、スタイリッシュに着用できるダイバーズウォッチが完成しています。
Ref.126619LBは、海を想起させるブルーベゼルにブラックダイアルを備える、王道的なカラーリングを特徴としています。定価は4,988,500円で、ラグジュアリーでありながらシンプルに使えるダイバーズウォッチとなるでしょう。
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まとめ
当記事ではロレックスの金無垢モデルについて、その魅力や定価、おすすめモデルを解説いたしました。ステータス面・資産面などで多くの魅力を備える金無垢モデルを、ぜひロレックス選びの選択肢に加えることをおすすめいたします。
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