【ロレックス】アイスブルー文字盤の魅力とは?おすすめ人気モデル8選
数ある高級腕時計ブランドの中でも最高峰の人気を誇る定番ブランドである、「ロレックス」。そのあまりの知名度から、文字盤の色やデザインの基盤などが腕時計のトレンドを作り出すことさえあります。
当記事では、そんなロレックスの数あるコレクションの中から、「アイスブルー」と呼ばれるひとつのジャンルについてご紹介します。ロレックスファンなら誰もが憧れる珠玉のモデルについて、詳しくお伝えできれば幸いです。
目次
アイスブルー文字盤を使用したロレックスの特徴
まず初めに、ロレックスのアイスブルーとはどのようなモデルを指すのか詳しく解説します。あらかじめ説明しておきますと、アイスブルーモデルはただそのカラーを採用しただけのモデルではありません。
素材や仕様などの点で、憧れのモデルと呼ばれるほどの魅力が詰まったコレクションなのです。以下でひとつずつ解説していきます。
ロレックスのアイスブルーモデルとは
アイスブルーモデルとは、その名の通り透き通るような冷たいブルーを文字盤のカラーリングに採用している個体を指します。現行機種ではデイトナ、デイトジャスト、デイデイトといったシリーズでのみ登場しており、そのどれもが非常に高い人気を誇ります。
初出は1990年頃のことで、デイデイトRef.18206がその第一作目になります。そこからは、チェリーニなどのドレスモデルを中心にその数を増やしてきました。
ロレックスには「アイスブルー文字盤」と「ブルー文字盤」がある
混同しがちですが、ロレックスの青系の文字盤には「アイスブルー」と「ブルー」の2種類が存在しています。
手っ取り早い見分け方としては、その価格の違いが挙げられるでしょう。ロレックスにおけるアイスブルーモデルはプラチナがケース素材に用いられているため、ステンレスモデルを大きく超える定価が付けられています。
そのほかにも、インデックスカラーの違いや、プラチナケースとステンレスケースの重量の違いでも見分けることもできるでしょう。
特別な素材を使用している
前述の通り、アイスブルーモデルではそのケース素材にプラチナが用いられています。ロレックスのケースにはステンレスや貴金属など豊富な種類の素材が用いられていますが、その中でもプラチナは高級感、価値ともに頂点に位置する素材といえます。
その一方で、プラチナの色味はステンレスとあまり変わらないため、見かけだけでは判別しづらいのが難点とされています。しかしながら、ロレックスのアイスブルーモデルにはもれなくプラチナのみが用いられているため、文字盤の色だけで最上位のステータスになりうるのです。
アイスブルーモデルはケースにも違いがある
アイスブルーモデルのケースは、ただ「プラチナ製」というひとことで説明できるものではありません。数あるプラチナ素材の中でもPt950と呼ばれるものが使われており、そのプラチナ純度は脅威の95%となっています。
このPt950はハイブランドのジュエリーにも広く用いられるプラチナ素材であり、間違いなくその品質は最高峰と呼べるでしょう。
アイスブルーモデルでは、このPt950がケースとブレスレットの両方で贅沢に用いられています。
ロレックス アイスブルーは有名人や芸能人にも愛用されている
アイスブルーモデルは、2013年にリリースされたデイトナ50周年記念モデル「Ref.116506」に採用されたことで、一躍人気を集めることとなりました。その結果、現在では多くの芸能人やスポーツ選手といったセレブリティたちに愛用されており、ステータスの側面がより強化されています。
もちろん、アイスブルーモデルは生半可な値段で手に入るものではないため、成功者の腕時計と言っても何ら差し支えないでしょう。
【おすすめロレックス】人気のアイスブルーモデル8選
ロレックスのアイスブルーモデルは現行機種だけで見るとそう多くは登場していません。しかし、旧式のチェリーニのような生産終了モデルも含めれば、意外とそのバリエーションは豊富になっています。
ここではそんな歴代アイスブルーモデルの中から、おすすめモデル8本をピックアップしてご紹介します。
デイトナ Ref.116506
2013年、デイトナの誕生50周年を記念し登場した、最も代表的なアイスブルーモデルです。アイルブルーの文字盤だけでなく、独自のブラウンのセラクロムベゼルを備えるなど、このモデルだけの特別仕様も魅力となっています。
コスモグラフ デイトナはロレックスの王様とも呼ばれるほど人気の高いシリーズであるため、アイスブルーを採用した本作はロレックスの中でも最高峰の人気と価値を誇るモデルとなっています。
デイトナ Ref.116506A
上記の「Ref.116506」登場の翌年にリリースされたアイスブルー文字盤のコスモグラフ デイトナです。こちらのモデルではダイヤモンドがインデックスに使われており、3、6、9時位置にはスタンダードなダイヤモンド、それ以外のインデックスにはバケットダイヤが用いられています。
アイスブルーカラーとダイヤモンドの輝きは非常に相性が良く、その上質な高級感からRef.116506と並んで人気の高いモデルとなっています。
デイデイト Ref.118206
デイデイトは、日付表示機能と曜日表示機能の両方を備えるロレックスのハイエンドコレクションのひとつです。ブランドの中でも上位シリーズとして扱われており、これまでにもケースにプラチナを使ったアイスブルー文字盤の個体がいくつか登場してきました。
このRef.118206は、2001年のシリーズ刷新に合わせて登場した36mm径のモデルであり、全体的にクラシカルな印象の強いデザインでまとめられています。
デイデイト Ref.118296
こちらのRef.118296もアイルブルー文字盤を採用したデイデイトです。上記のRef.118206との違いはケースにあり、ブレスレットとケースを繋ぐ「ラグ」が贅沢にダイヤで装飾されています。
この頃のデイデイトは現行モデルと比べてフラットなベゼルが採用されており、本作はラグを豪華に装飾することでその対比を楽しめるようになっています。
デイトジャスト Ref.179136G
デイトジャストはロレックスを代表するコレクションのひとつで、同ブランドが誇る3大機構の全てが初めて搭載されたモデルです。
このデイトジャストRef.179136Gはアイスブルーモデルの中でも数少ないレディースモデルとなっており、ダイヤモンドで輝きを与えられたインデックスとベゼルが卓越した高級感を作り出しています。
また、これまでにご紹介したアイスブルー文字盤と異なり、コンピュータ柄が採用されているのも特徴的です。
チェリーニ Ref.5241/6
チェリーニはロレックスで数少ないオイスターケースを使わないコレクションで、他のモデルにないそのクラシカルテイストが魅力となっています。このシリーズは現在一部モデルを除き廃盤となっていますが、過去にはアイスブルー文字盤を使った個体も販売されていました。
Ref.5241/6はその内の一本で、プラチナケースに包まれた最高級のドレスモデルとなります。そのアイスブルー文字盤にはスネイル仕上げも取り入れられており、チェリーニの持つエレガンスをより際立てています。
デイデイト Ref.118346A
Ref.118346Aは、アイスブルー文字盤を採用したデイデイトの中でも一際高級感が強調されたモデルと言えます。ベゼルの全面がダイヤで覆われているだけでなく、インデックスもダイヤに取って替わられたことで、アイスブルーとダイヤモンドのシナジーを強く感じられるようになっています。
デイデイトのコンセプトは最高の素材と質感の追求とされていますが、本作はまさにそれを体現するラグジュアリーモデルと呼べるでしょう。
デイデイトII Ref.218206
デイデイトIIは、36mm径でドレッシーな印象のあったデイデイトを41mmにリサイズしたコレクションです。2015年には廃盤となってしまいましたが、過去にはプラチナケースを使ったアイスブルーモデルも登場していました。
このRef.218206は、アイスブルー文字盤はもちろん、存在感のあるケースも特徴となっています。プラチナ素材が生み出す280g近い重量は、着用する喜びを強く実感させてくれることでしょう。
資産価値も高いロレックス アイスブルー|売却時の注意点とは?
最高峰のステータスとしての側面を持ち、希少性も高いロレックスのアイスブルーモデルは、その分、資産としての価値も極めて高い水準にあります。お手持ちのアイスブルーモデルをもし売却するのであれば、後悔しないように最大限の注意を払うべきでしょう。
以下に注意点をポイントごとにまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
自分にできる範囲でメンテナンスを行う
売却前には、なるべく自分ができる範囲の手入れは行うべきです。腕時計は毎日身につけるものであるため、いつの間にか細かい部分にまでホコリや汚れが溜まっています。柔らかい布で全体を拭き上げたりブレスレットの間をブラシで擦ったりするだけでも、意外と綺麗になるかも知れません。
もちろん、これらのお手入れを普段の生活から欠かさず行っていれば、査定の際にも有利に働くことが多いでしょう。
付属品のチェックをする
ロレックスほどの人気ブランドともなると、その付属品にさえ価値が付けられることも珍しくありません。そのため、売却の際は箱や保証書、ノベルティといった付属品をなるべく揃えてから査定に出すべきでしょう。
特に保証書や内箱は価値が付けられることが多く、無いために査定額が下げられてしまうことも少なくありません。どちらも頻繁に必要となるものではないので、購入後は一箇所にまとめて保管しておくのが無難です。
買取に出すタイミングを考慮する
中古市場において、ロレックスの腕時計はその価値が常に変動し続けています。円安や、ボーナス時期、景気の移り変わりなどにも影響されやすいため、しっかりとタイミングを見計らってから売却するのが吉と言えます。
特にアイスブルーモデルのような高額モデルは価値の上下幅が激しいため、1ヶ月で数十万と査定額が変わることも珍しくありません。そのため、高額買取のためには日頃からの相場チェックが重要になってきます。
信頼できる買取店に依頼する
ロレックスのような高額なブランドアイテムを売却するのであれば、なるべく大手の企業など、信頼できる買取業者を選ぶことも重要と言えます。
最近では、フリマサイトやネットオークションなど、匿名の個人間での取引も簡単に行えるようになりました。しかし、詐欺などのトラブルに遭う可能性も決して低くは無いため、高級腕時計の売却に関しては知識が豊富で信頼できる業者の利用を強くおすすめします。
ロレックスの売買なら実績豊富なカメラのキタムラにお任せ!
カメラのキタムラでは、高級腕時計やスマートフォンの中古品買取も取り扱っております。長年の中古カメラの取引で培った経験やノウハウを活かし、お客さまにご満足いただける取引ができるよう、可能な限り努力をしてまいります。
また、ロレックスに関しましては相場をお伝えすることも可能であり、直送やLINEでの査定も受付しております。ぜひお気軽にご相談くださいませ。
まとめ
当記事では、ロレックスの最高峰モデルのひとつである「アイスブルー」について、その特徴やおすすめモデル、売却の際の注意点をご紹介しました。
その人気ゆえ、ステータスや資産価値としての側面もあるロレックスの腕時計ですが、アイスブルーモデルはその中でも別格であり、一本持っておくだけでもコレクションの見栄えが大きく変わることでしょう。