ロレックス デイトナのラバーベルトの特徴やサイズの見方とおすすめモデル
ロレックス デイトナのラバーベルトの特徴やサイズの見方とおすすめモデル
多くのプロフェッショナルモデルをリリースし、実用面、デザイン面の両方で高い評価を獲得してきたロレックス。レースから海中、洞窟探検にまで対応するそのプロユースウォッチは、世界中のプロフェッショナルたちからお墨付きを貰うほどの信頼性を備えています。
当記事ではそんなロレックスのプロフェッショナルモデルの頂点に立つ、「コスモグラフ デイトナ」をピックアップし、そのラバーベルト採用モデルについて詳しく解説いたします。
目次
ロレックス デイトナのラバーベルトとは？
腕時計を見ると、文字盤やケース、その機能に注目してしまいがちですが、ベルトも着用感に大きく影響する要素であり、腕時計を評価する上で非常に重要なポイントとなります。そのため、長く愛用していく腕時計はしっかりと購入前に手首に巻き、その装着感や素材を確認する必要があります。
ここではまず、ロレックスのデイトナにおけるラバーベルト採用モデルについて、詳しくご紹介します。
ロレックスのクロノグラフモデル
最初に、おさらいの意味も込めてデイトナというコレクションについて解説します。
「コスモグラフ デイトナ」は、モータースポーツに向けて開発されたロレックスのプロフェッショナルモデルです。ロレックスで唯一のクロノグラフモデルであり、高い防水性や信頼性はもちろんのこと、タキメーターやストップウォッチ機能を搭載したその機能性の高さが魅力となっています。
その一方で、ロレックスの最先端の技術が反映されるフラッグシップモデルであることや、数多くのセレブリティに愛用されてきた過去から、ロレックスの王様と呼ばれるほどの人気モデルとなっています。
ベルトには種類がある
そんなデイトナですが、そのベルトにはロレックスの他のモデルと同様にいくつかの種類が用意されています。代表的なもので言えば、強固なステンレススチールを使用した「オイスターブレスレット」でしょう。コレクションの中で最も一般的なこのベルトは1930年代から使用されており、幅広の3列リンクで構成されたブレスレットは堅牢かつ良好な着用感を誇っています。
そして、デイトナについてはこの他にラバーベルトとレザーベルトも登場しており、このどちらもデイトナのスポーティな印象を高めつつも、普段使いに適した着用感と耐久性を備えています。
オイスターフレックスブレスレットのこと
デイトナに取り付けられるラバーベルトは「オイスターフレックスブレスレット」と呼ばれるものです。見かけは一般的なラバーベルトに見えますが、実はしなやかな金属プレートをエラストマーと呼ばれる人口ゴムで覆ったものであり、他ブランドのラバーベルトとは多くの点で異なっています。
その特長はなんと言っても耐久性が高いこと。チタンとニッケルの合金を内部に使用することで、ブレスレットと比肩するほどのタフネスを備えています。それに加えて、ラバーベルトと同様の快適な着用感も備えているため、タフで装着感に優れるという理想的なベルトになっているのです。
ロレックス デイトナのラバーベルトのサイズの見方
一般的な腕時計のラバー、レザーベルトは尾錠またはDバックルが取り付けられており、ベルトに空けられた穴で長さ調整ができます。しかし、ロレックスのそれらには穴が空けられていないため、購入の際には自分に合ったサイズのものを選ぶ必要があります。
ここでは、ロレックスのラバーに関して、そのサイズの種類や確認方法をご説明します。
旧モデルとの違い
過去のデイトナはレザーベルトが主流であり、手首周りの長さに合わせてスモール、レギュラー、ラージの3つの長さが用意されていました。しかし、オイスターフレックスブレスレットに変更されてからは50〜85mmまでのサイズが5段階で展開されるようになり、より幅広い需要への対応が可能となりました。
このサイズはベルトに刻印されているアルファベットで確認でき、近年のモデルにはそのサイズを示す一文字のアルファベットが刻まれています。
なお、現在のオイスターフレックスはクラスプによって微調整が可能であるため、サイズが合わなくても少しの融通は効かせることができます。
サイズの見方
オイスターフレックスブレスレットのサイズは、ベルトの内側に刻まれたアルファベットで確認ができます。アルファベットとそれに対応するサイズは以下の通りになります。
ちなみに、少し前のモデルは「E-◯」という表記がなされており、この◯にあたるアルファベットでサイズが確認できます。
・D：50mm
・E：55mm
・F：65mm
・G：75mm
・H：85mm
このサイズは片側のベルトの長さであり、両方でそれぞれ違う長さを選んで組み合わせることが可能です。例えば手首周りが17cmの人は、DとFの組み合わせを選ぶとちょうど良く着用することができます。
ロレックス デイトナのおすすめラバーベルトモデル
さて、ここまでデイトナのラバーベルトについてその特徴を解説してきましたが、ここからは実際にデイトナのラバーベルトモデルについて、そのおすすめモデルを魅力や特徴とともにご紹介いたします。
どれもが金無垢ケースモデルであるため、ステンレスモデルと比べて若干高価となりますが、腕時計選びの参考にしていただけると幸いです。
コスモグラフ デイトナ Ref.116515LN
ロレックス独自の18Kピンクゴールドであるエバーローズゴールドをケースに使用した、温かみのある輝きが魅力のデイトナです。ブラックのベゼルにはセラミックが使用されており、ブラックとピンクゴールドのみで構成されたカラーリングは目を引くラグジュアリーテイストを備えています。
いくつかのダイアルバリエーションも用意されており、ダイヤインデックスも選択できるため、意外と選択肢の多いモデルと言えるでしょう。
コスモグラフ デイトナ Ref.116518LN
ブラックのセラミックベゼルと18Kイエローゴールドが抜群の相性を見せる金無垢ケースモデルです。傷つきにくく変色しにくいベゼルはケースと調和するイエローでタキメーターが記されており、ブラックとイエローのコントラストが高い視認性を生み出しています。
ダイアルカラーはブラック、ゴールド、ホワイトの3種類。ラバーベルトモデルではゴールドの輝きが程よく抑えられており、金無垢ケースモデルながら派手すぎずに使うことができるでしょう。
コスモグラフ デイトナ Ref.116519LN
独特の輝きを持つ18Kホワイトゴールドをケースに使用した、モノクロカラーモデルです。こちらもベゼルはブラックを採用しており、金無垢モデルながらスポーツウォッチらしい精悍な面立ちを特徴としています。
ホワイトゴールドモデルは一見ステンレスモデルと見紛うこともありますが、手首に加わるずっしりとした重量感はステンレスにないものであり、さりげなくラグジュアリーなモデルを使いたい玄人にもオススメなモデルとなっています。
ロレックス デイトナのラバーベルト以外のおすすめモデル
デイトナには、ラバーベルトモデル以外にもおすすめのモデルが登場しています。こちらは上記で紹介した3モデルのブレスレットバリエーションとなりますが、ラバーベルトとは異なりベルトやベゼルにまで18Kゴールドを使用したラグジュアリーモデルとなっています。
コスモグラフ デイトナ Ref.116505
18Kエバーローズゴールドをケース、ブレスレット、ベゼルにまで使用した金無垢デイトナです。ピンクゴールドは女性人気の高いカラーリングですが、ロレックスのエバーローズゴールドは男性の手元にも上品に華やぎを与えてくれます。
また、エバーローズゴールドは一般的なピンクゴールドに比べ輝きが失われにくいため、本デイトナは高い実用性と色褪せない輝きが魅力のモデルとなっています。
コスモグラフ デイトナ Ref.116508
華美な印象の強い18Kイエローゴールドの金無垢モデルです。ひとたび着用すればその輝きは最高峰のステータスとなり、着用者の成功を象徴するものとなるでしょう。
ダイアルはイエローゴールドを引き立てるブラックが基本となりますが、ロレックスのブランドカラーであるグリーンも登場しています。こちらは鮮やかなサンレイグリーンが唯一無二の個性を備えており、ブランドカラーゆえの特別感も魅力となります。
コスモグラフ デイトナ Ref.116509
控えめな高級感が魅力の、18Kホワイトゴールド無垢のデイトナです。上の2モデルほどの高級感はありませんが、さりげない輝きは着用者だけが分かるラグジュアリーを確かに備えています。
こちらは他の2モデルにないダイアルバリエーションの豊富さが魅力となっており、アラビアインデックスを採用したスポーティなダイアルや、スタイリッシュなブルーダイアル、隕石を素材に使用したメテオライトなども登場しています。
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まとめ
当記事ではデイトナのラバーベルトモデルについて、その特徴とオススメモデルをご紹介しました。デイトナのスポーティデザインをより強調するラバーベルトには、ブレスレットにはない確かな魅力が備わっています。
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