ロレックス デイトナなら金無垢がおすすめ?魅力や歴代モデルを解説
高級腕時計ブランドの最高峰に位置し、多くの人気コレクションが登場するロレックス。その王様とも呼ばれるモデルが、「コスモグラフ デイトナ」です。
デイトナはツールウォッチとして誕生したロレックスのプロフェッショナルモデルで、高い耐久性とストップウォッチ機能やタキメーター機能を備える非常にスポーティな人気モデルです。
当記事ではそんなロレックスのデイトナにおける金無垢モデルについて、その魅力や歴代モデルを詳しく紹介します。
目次
ロレックス デイトナの金無垢とは?
デイトナの金無垢についてご紹介する前に、まずはその基本的な情報についておさらいします。
自分が着用する腕時計について、その歴史や誕生の経緯、何故高価なのかを知っているのと知らないのでは、着用する際の満足度が大きく変わってきます。
他人との会話のタネにもなりますので、デイトナに限らず高級腕時計を購入する際は是非一度そのモデルについて調べてみることをおすすめします。
ロレックス デイトナとは?
ロレックスのデイトナの初出は1963年のこと。まだ今ほど電子機器が発達していなかった当時に、プロのカーレーサーに向けたツールウォッチとして誕生しました。
ストップウォッチ機能であるクロノグラフや、時速を計測できるタキメーターなど、レースに役立つ機能が備わっていたことで、登場時から高い性能を有する実用時計として人気を集めていました。
電子機器が発達した現在ではこれらの機能にほとんど需要はありませんが、そのスポーティなデザインは多くのロレックスファンを魅了し続けています。
金無垢のモデルとは?
高級腕時計の中でも、ケースまたはケースとブレスレットの素材に貴金属のみを用いたモデルを金無垢と呼ぶことがあります。
ロレックスの金無垢モデルでは、イエローゴールド、ホワイトゴールド、独自のピンクカラーを持つエバーローズゴールドの3種類に加え、プラチナを使ったモデルも登場しています。
これらのモデルは当然ながら貴金属を使用しているためにその価値は高く、ステータスや資産価値の面でも高い人気を誇っています。なお、3種類のカラーゴールドはすべて18Kで、純金の含有量は75%となります。
ロレックス デイトナの人気が高い理由3つ
冒頭でデイトナは「ロレックスの王様」と呼ばれるほどのモデルと説明しましたが、実際のところデイトナはロレックスで一際高い人気を集めており、正規販売店で新品を購入するのが非常に難しいモデルとなっています。
ここでは、この圧倒的な人気を誇るデイトナの魅力について、機能面、技術面、ステータス面の3つのポイントに分けて詳しくご紹介します。
唯一のクロノグラフモデルであるため
デイトナは、壮々たる有名モデルが並ぶロレックスのコレクションの中でも、唯一のクロノグラフモデルとなっています。クロノグラフは、そのスポーティなビジュアルや機能性の高さから腕時計の中でも人気が高い機能であり、この機能を持つデイトナはロレックスの他モデルと差別化されている点でも人気を集めています。
ケースサイドのボタンを押せばストップウォッチやタキメーター機能を使うことが可能で、一般的な腕時計とは違った楽しみ方ができる点も魅力と言えるでしょう。
最先端の技術を搭載しているため
デイトナは誕生当時から人気が高く、それに応えるようにこれまでに多くの改良が重ねられてきました。そのため、現行モデルは見栄えの良さと利便性を兼ね備える洗練されたデザインを採用しており、その製造にはロレックスが誇る最新の時計製造技術がふんだんに用いられています。
特に、デイトナにのみ搭載されるムーブメント「Cal.4130」はロレックスの中でも最高の品質を誇っており、高い精度に72時間のロングパワーリザーブ、クロノグラフ機構を備えるハイスペックムーブメントとなっています。
ステータス性や資産価値が高いため
ロレックスで最も人気が高いデイトナは、その生産量・流通量の少なさから資産価値が非常に高く、モデルによっては中古市場で定価を超える価格で取引されることも珍しくありません。
このことはデイトナの持つステータスとしての側面の強化にもつながり、着用したときの満足度は他のモデルと一線を画しています。
もとよりロレックスは「成功者の時計」と呼ばれておりステータスの側面が強いブランドですが、その中でも最高峰に位置するのがデイトナなのです。
ロレックス デイトナの金無垢モデルをおすすめするのはなぜ?
さて、これほどの人気モデルであるデイトナですが、購入の際には金無垢モデルも選択肢に入れることをおすすめいたします。
もちろん非常にきらびやかで見栄えが良い点もおすすめの理由にはなりますが、その他にもデイトナの金無垢モデルは、ステータス面、資産価値、経年劣化の観点から見て非常に魅力的なモデルと言えるのです。
圧倒的なステータス感があるため
ゴールド素材、特に18Kイエローゴールドを使った高級腕時計は、その目をひくゴールド特有の輝きや絢爛さから、圧倒的なステータスを感じることができます。
これはデイトナだけに限った話ではありませんが、デイトナはロレックスの中でも最高峰の人気を誇るモデルであるため、金無垢を選べばそのステータスとしての魅力をより一層強く感じることができるでしょう。
また、この魅力は他の貴金属でも同様であり、腕にずっしりとくる貴金属特有の重みはデイトナを着用する喜びを際立たせてくれます。
資産としての価値が下がりにくいため
ロレックスの金無垢モデルには、純金の含有率75%の18Kゴールドが使われているため、それ自体に金としての価値があります。
知っての通り、金は世界的に需要がある金属でその価値は非常に安定しています。そのため、急激に価値が下がる心配のない金無垢モデルは投資対象として魅力的な資産と言えるのです。
さらに、世界的に人気の高いデイトナの金無垢モデルとなれば、なおのことその資産としての価値は高水準にあると言えるでしょう。
劣化しにくいため
金は湿度や酸素による変色や酸化が起こりにくく、経年劣化に強い素材です。そのため、その金を腕時計の外装に用いる金無垢モデルもまた、経年劣化しにくいという特長を備えています。
つまり、金は長年の使用を想定して作られる腕時計にとって理想的な素材であり、金無垢モデルはメンテナンスさえ欠かさなければ永く美しく愛用できるのです。
ちなみに、ロレックスの18Kゴールドでは独自の配合が行われており、エバーローズゴールドを筆頭にその輝きが色褪せにくいという特長を備えています。
ロレックス デイトナの歴代金無垢モデル
これまでに何度もアップグレードを果たしてきたデイトナは、金無垢モデルに関しても多くのバリエーションが登場しています。
ここでは、金無垢デイトナの歴代モデルについてその特徴や魅力をひとつずつご紹介いたします。なお、ここでは金無垢モデルの中でも一番歴史の長いイエローゴールドモデルを中心に解説いたします。
Ref.6241
Ref.6241は、初期のデイトナの金無垢モデルとなります。この頃のデイトナは手巻き式が採用されており、クロノグラフのプッシャーがねじ込み式でなかったり、オイスターケースが採用されていなかったりと、現在とはかなり仕様が異なっていました。
ヴィンテージロレックスは生産終了モデルや逸話があるモデルほど人気が高い傾向にありますが、この個体はデイトナの基本的なデザインを確立したファーストデイトナ「Ref.6239」の後継機にあたるため、中古市場で高額で取引されています。
Ref.6263
こちらのRef.6263は、手巻き式のデイトナとしては最後の個体にあたります。このモデルからデイトナはねじ込み式のプッシャーを採用することになり、50mの防水性を獲得しています。また、防水性を獲得したことで、このモデル以降のデイトナの文字盤にはオイスターの文字が記されるようになりました。
文字盤のバリエーションが豊富であり、デイトナのヴィンテージモデルで人気の高いパンダのような白黒文字盤、通称ポール・ニューマン文字盤も登場しています。
Ref.16528
ゼニス社の傑作ムーブメント「エル・プリメロ」を搭載した、デイトナ初の自動巻モデルです。12年間ほど販売されたロングセラーモデルであり、エル・プリメロの高い機能性と現行モデルに近い洗練されたデザインが大きな魅力となっています。
また、長い年月販売されていたために、多くのマイナーチェンジモデルが存在している点も特徴のひとつと言えます。
その防水性は100mにまで強化されており、風防がこれまでのプラスチックからサファイアガラスに変更されるなど、細かな点までブラッシュアップされていることがわかります。
Ref.116528
2000年に登場した比較的新しいデイトナです。ムーブメントがそれまでに搭載していたゼニス社製のエル・プリメロから、一から自社で作られたCal.4130に変更されています。
基本的なデザインは従来機であったRef.16528とそこまで変わりませんが、パワーリザーブが約52時間から約72時間に延長されており、耐久面も見直されるなど、腕時計としての性能は大きく向上しています。
なお、デイトナではこの型番にのみアラビアインデックスのバリエーションが登場しています。
Ref.116508
2017年に登場したイエローゴールドの金無垢デイトナです。ベゼルのデザインが他の金無垢モデルと同じものに統一され新たに登場した個体となります。
文字盤のバリエーションが多いことが特徴的で、基本的なシルバー、ブラック、ゴールドに加え、ロレックスで人気が高いグリーンも登場しています。
他にもブラックベースにレッドでアクセントを加えたモデルも登場しており、2022年現在ではイエローゴールド製の金無垢デイトナの最新モデルにあたります。
イエローゴールド以外も!ステータス性が高いデイトナのモデル
もちろんデイトナには、ホワイトゴールドやエバーローズゴールドを使った金無垢モデルも存在しています。
ホワイトゴールドモデルは1996年、エバーローズゴールドモデルは2008年と登場は最近のことになりますが、そのどちらもステータス面ではイエローゴールドモデルに引けを取らない魅力が備わっています。
Ref.116505
ロレックスが独自に開発した柔らかみのあるピンクゴールド、エバーローズゴールドを用いた金無垢モデルです。
デイトナ特有のエレガンスと男性でも使いやすい色彩は相性が良く、ブラック、ピンク、ブラウンといった文字盤カラーのバリエーションが登場しています。
なお、その他のバリエーションモデルとしてRef.116505Aが登場していますが、こちらはインデックスの代わり11個のダイヤモンドがセットされたラグジュアリーなモデルになっています。
Ref.116509
ステンレスや他のゴールドとは異なる、独自の白系の輝きが魅力のホワイトゴールドを使った金無垢デイトナです。ホワイトゴールドはブライダルジュエリーにも多く使われており、女性を中心に人気のあるゴールド素材となります。
このモデルも他の金無垢デイトナにはない落ち着いた輝きを備えており、文字盤のバリエーションもブラック、グレー、ブルーといった目立ちすぎないものが登場しています。
他の金無垢モデルが派手に感じる方は、こちらのモデルを選択肢に加えることをおすすめします。
Ref.116506
ケース素材にプラチナを採用し、アイスブルーカラーの文字盤を備える金無垢モデルです。このアイスブルーカラーはロレックスで特別なカラーリングとして位置付けられており、プラチナモデルにしか採用されません。
そういった経緯から、このモデルは他の金無垢モデルには無い魅力を備えており、ステータスとしての側面は最高峰にあると言えます。
特別なデイトナを購入するのであれば、間違いなく候補に上がるモデルと言えるでしょう。
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まとめ
当記事ではロレックスの大人気モデル、コスモグラフ デイトナの金無垢モデルについて、その魅力や特徴、歴代モデルをご紹介いたしました。
ただでさえ人気の高いデイトナの金無垢モデルということで、そのステータスや資産価値としての魅力は非常に高い水準にあります。
当記事を参考に、あなたの手元に輝きとエレガンスを与えるデイトナの金無垢モデルのご購入を、是非一度ご検討くださいませ。