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オーバーホールの有無はロレックスの買取価格に影響する?価格や注意点も解説

ロレックスは、類稀なる人気を誇り、その品質と希少性の高さからリセールバリューにも優れるブランドです。そんなロレックスの売却は、腕時計の状態や故障の有無によって見積額が変わるため、売却前にオーバーホールを依頼する方も少なからずいらっしゃるでしょう。

当記事では、オーバーホールの有無によって買取価格にどう影響するか、その価格や注意点と合わせて解説します。

愛用のロレックスを売却する際にぜひお役立てください。

ロレックスのオーバーホールとは?

オーバーホールとは、精密な部品で構成された腕時計を一度分解し、全てのパーツを洗浄した後にあらためて組み上げるメンテナンス方法です。

同時にパーツの点検や性能検査なども行うのが基本であり、腕時計の長期間の使用には不可欠な作業と言えます。

頻度としては大体3〜5年に一度行うことが推奨されています。ロレックスについては公式のオーバーホールサービスを提供しており、摩耗したり、規格が変わったりした部品の交換も行っています

オーバーホールの有無でロレックスの買取価格は変わる?

さて、ここからはオーバーホールの有無による買取価格への影響を解説します。結論から言うと、ロレックスのような高級腕時計はオーバーホールを行うことで買取額が高くなる傾向にあります。

ただし、必ずしも売却前にオーバーホールを行う必要はないとされています。その理由について、以下で詳しく説明していきます。

オーバーホール済みのほうが高値がつく傾向にある

高級腕時計は事前にオーバーホールを行った方が高値がつく傾向にあります。なぜなら、オーバーホールの有無は査定に響きやすい腕時計のコンディションに深く関わっているからです。

基本的に、普段からメンテナンスを行っている腕時計は良いコンディションが保たれており、買取においても好印象を与えやすくなります。

そのため、売却前にオーバーホールをすれば、故障しておらず、手入れもきちんとされているモデルとして高い評価が期待できるのです。

売却前のオーバーホールは損する可能性が高い

一方で、売却前にオーバーホールをした方が高価買取に期待できるにも関わらず、上記で必ずしも行う必要がないと説明したのには理由があります。

たとえば、売却前にオーバーホールを行ったとして、その分で上乗せされた金額がオーバーホール代を下回っていた場合、結果的に損することになってしまいます。

しかも、ロレックスのオーバーホールは部品交換などで追加料金が必要になることもあるため、売却前のオーバーホールが特別必要というわけではないのです。

アンティークロレックスは買い取り価格が下がる可能性がある

注意しておきたいのが、アンティークロレックスはオーバーホールによって買取額が下がる可能性があるということです。

アンティークロレックスにおける高値がつきやすい特徴として、オリジナルの状態をどれだけ保っているかという点が挙げられます。そのため、オーバーホールや修理によって古い部品が交換されることで、買取額が下がってしまう場合があるのです。

もし、アンティークロレックスを売却するならば、致命的な故障でもない限りはオーバーホールなしで査定に出すのが無難と言えるでしょう。

オーバーホールの基本的な流れ

ロレックスが提供している公式オーバーホールは、以下の流れで作業が行われます。

  1. 状態の点検
    腕時計の状態を詳しく確認し、作業の見積もりを立てます。
  2. ムーブメントも含めた完全な分解
    この際、基準を満たしていない部品は交換されます。
  3. 部品の洗浄
    超音波によって各部品が洗浄されます。
  4. ムーブメントの組み立てと注油
    組み立ての際にはある程度の精度調整も行われます。
  5. ケースとブレスレットの仕上げ
    ケースとブレスレットの仕上げ
  6. ケースの組み立て及びムーブメントのケーシング
    ケースは組み立ての際に単体で防水検査が行われます。
  7. 防水・精度検査
    ムーブメントを収めた状態で各種検査が行われます。
  8. 最終品質検査
    性能と外観が基準に達しているかの最終確認が行われます。

オーバーホールの依頼先はどこ?

日本でロレックスのオーバーホールを行う際は、日本ロレックスによる正規のサービスを利用するか、民間の時計修理業者に依頼することになります。

それぞれに料金面や安全面でメリット、デメリットがあるため、利用の際はよく比較検討をするべきでしょう。

以下でそれぞれについて解説していきます。

日本ロレックス

日本ロレックスは、スイス本国のロレックスと正式に契約している日本の販売会社です。そのため、ロレックスのオーバーホールはここに依頼するのが最も一般的となります。

その他にも、ロレックスの正規販売店を通じてオーバーホールを依頼することもできるため、購入した店にロレックスを持ち込むのも一つの手と言えるでしょう。

街中の時計修理業者

非公式ではありますが、ロレックスの修理やメンテナンスを取り扱っている街中の時計修理業者にオーバーホールを依頼することもできます。

ただし、特別な資格を持っていない人でも修理業者を名乗ることはできるので、利用する際はなるべく信頼できる会社や人を選ぶことが肝要となってきます。後悔することのないように下調べはしっかりと行うべきでしょう。

日本ロレックスにオーバーホールを依頼するメリット

公式のオーバーホールを利用する際は以下のようなメリットが挙げられます。日本ロレックスでのオーバーホールは最も一般的であり、公式ということで信頼性の高さが何よりのメリットとなるでしょう。

また、公認のアフターサービスはここでしか受けられないため、サービスの質を追求する方は公式でのオーバーホールをお勧めします。

公式サービスなので技術水準が高い

最高峰の実用時計を作り出すロレックスの公式サービスということで、その技術力は世界的に見ても高い水準にあります。

そのため、公式のオーバーホールを利用すれば、腕時計の持つ精度や耐久性といった性能を最高の状態に維持できるでしょう。

一生モノの高級腕時計を最高の品質に保つためには、公式のオーバーホールが欠かせない存在なのです。

純正パーツのみを使用するため安心

質の悪い修理業者は部品交換の際にコストの安い非純正パーツを使用することがあり、結果的に腕時計のスペックや寿命が下がってしまう可能性があります。

その点で言えば、公式のオーバーホールによる部品交換には品質が保証された純正部品しか使われないため、安心してメンテナンスを依頼することができるでしょう。

2年間の保証を受けられる

公式のオーバーホールを利用すると国際サービス保証書が発行され、2年の間、腕時計の品質を保証してもらえます。

これを利用すればオーバーホール後の2年のうちに不具合が起こったとしても、再びオーバーホールを無料で受けることができます。

ただし、保証されるのは点検時の品質であるため、使っているうちに自然に発生した不具合のみが対象となります。

日本ロレックスにオーバーホールを依頼するデメリット

もちろん公式のオーバーホールは、多く利用されているからといってデメリットが一つも無いわけではありません。ロレックスの最高峰のサービスを受けられるからこそ、コストなどの面でデメリットが存在しています。

腕時計の品質を考えるのであれば間違いなく最良の選択ではありますが、利用する前にデメリットについても知っておくべきでしょう。

コストが高い

公式オーバーホールは高い技術力を持つ時計師たちによって行われ、純正の部品のみが使用される安心安全のサービスです。加えて、各種点検やポリッシュなども行ってもらえますが、その優れたサービス性ゆえに、どうしてもそのコストは高くなってしまいます。

どうしても安く済ませたい場合は、民間の修理業者を利用するのも良いかもしれません。

オーバーホールを拒否される可能性がある

ロレックスはその徹底した品質管理のために、オーバーホールが拒否されることもあります。

例えば、過去の修理で非純正パーツに交換されている腕時計は断られる可能性が高いです。また、アンティークモデルに関してもロレックス側に交換部品の在庫がない場合は、修理やオーバーホールを断られる可能性があります。

時計修理業者にオーバーホールを依頼するメリット

公式のオーバーホールの説明の後では、修理業者のオーバーホールにはメリットがないように感じるかもしれませんが、非公式であることを生かしたメリットも少なからず存在しています。

例えば、公式で断られるようなアンティークロレックスのメンテナンスが依頼できたり、コストが抑えられるという特徴があったりします。

日本ロレックスより安価

民間の修理業者を利用する最大のメリットとして、公式サービスに比べてコストが抑えられるという点が挙げられます。

例えばオーバーホールは、業者によってある程度の違いはありますが、大体公式の3分の1程度の料金で利用できます。

高級腕時計には定期的なメンテナンスが必須であるため、料金が安いというのは非常に魅力的だと言えるでしょう。

納期が短い傾向にある

ロレックスの公式メンテナンスサービスは、腕時計が工場に配送されてから作業が行われるため、どうしても納期が長くなる傾向にあります。

しかし、民間の修理業者では早ければ当日中に作業が終了することもあり、短い時間で腕時計をメンテナンスすることができます。

ただし、店舗での修理ができないほどの故障の場合は、民間のサービスであっても長い納期が必要となります。

時計修理業者にオーバーホールを依頼するデメリット

高級腕時計であるロレックスを非公式の企業に任せるということは、想像以上にリスクが伴います。

安いからと言って気軽に利用すると取り返しがつかないことになる場合もありますので、民間の時計修理業者にオーバーホールを依頼する際は事前にデメリットを知っておくべきでしょう。

以下で詳しく触れていきます。

非純正パーツを使用するケースがある

修理業者にオーバーホールや修理を依頼すると、知らずに安価な非純正のパーツに交換されてしまう可能性があります。

そして、非純正パーツが使われた腕時計は非正規品として扱われるため、日本ロレックスの公式サービスが利用できなくなってしまう場合があります。

使用には問題ないかもしれませんが、公式サービスの利用を考えている場合は注意しましょう。

技術水準が均等ではない

非公式のメンテナンスサービスには必須資格が定められておらず、技術水準が業者によって異なります。そのため、値段やアクセスだけを優先して業者を選ぶと後悔してしまうリスクが存在します。

もちろん、時計修理技能士が担当してくれる質の良い修理業者もあるため、事前の下調べをしっかり行ってからサービスを依頼すべきでしょう。

保証期間が短いところがある

先述した通り、ロレックスの公式サービスには保証期間があり、メンテナンス後の腕時計の品質を2年の間保証してもらえます。

しかし、民間業者のメンテナンスはこの保証がない場合や、あったとしても期間が短い場合があるため、安心面で公式に劣ると言えます。

短い期間で2回のメンテナンスが必要となり、結果的に高い費用がかかることもあるかもしれません。

ロレックスの売却をご検討中の方はカメラのキタムラへ!

キタムラでは、カメラだけでなく中古の高級腕時計も取り扱いしております。ロレックスの売却や買取の際はぜひお近くのキタムラにご相談くださいませ。

また、カメラのキタムラでは長年の中古カメラの取り扱いで培った知識とノウハウを活かし、スピーディかつ高価な買取を心がけております。

破損品・故障品の買い取りも実施

カメラのキタムラでは、キズがあるものや故障しているもの、付属品が不足しているものなど、さまざまな状態のロレックスの相談を受け付けております。

他社で買取を断られてしまったモデルであっても、キタムラならお受けできるかもしれませんので、お気軽にご相談くださいませ。

ただし、腕時計の状況によっては弊社買取規格に合わないために、買取をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。

即日査定で買取がスピーディー

当社にはプロの鑑定集団が在籍しており、店舗への持ち込み、査定、代金のお支払いの一連の流れを非常にスムーズに行うことができます。

即日の現金お支払いも可能ですので、ロレックスをいますぐお金に変えたい方はぜひお近くのカメラのキタムラをご利用ください。

なお、一部の非常に高価な買取や、出張買取をご利用の際は、代金のお支払いが銀行の翌営業日の振込になる場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。

高価買い取りを実現

当社は高級腕時計の高価買取を常に意識しており、どこよりも高く買い取れるように努力して参ります。

毎日、相場の追従調査を行なっているため、高価買取には自信があります。万が一他社より見積額が低い場合は、ぜひ他社見積書をご持参ください。できる限りの対応をさせていただきます。

また、ロレックスに関しては、中古市場での相場をお伝えすることが可能です。詳しくは店舗スタッフにお問い合わせくださいませ。
お近くのキタムラはこちらから検索

まとめ

当記事ではロレックスのオーバーホールに関して、売却前にすべきかどうか、メリット・デメリットをご紹介しました。

オーバーホールは高級腕時計の長期間の使用に不可欠であるため、利用する際は慎重に業者選びをするのがおすすめです。

カメラのキタムラのwebサイトでは、ロレックスの各種お役立ち情報を発信しております、詳しくは以下のページをご覧ください。
キタムラ時計買取サイトはこちら

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