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ロレックスで文字盤交換できる条件は?手順や費用・依頼先についても紹介

ロレックスの文字盤交換

高い人気と知名度を誇る高級腕時計ブランドであるロレックスは、洗練されたデザインと実用性を追求したそのスペックで高い評価を獲得してきました。

そのため、愛用者が多いことでも有名ですが、使っているうちにそのモデルのデザインに飽きがでてしまい、文字盤の交換を検討する人も少なくありません。そんな時に役立つ情報として、当記事ではロレックスの文字盤交換に関して、その手順や費用、依頼する際の注意点について詳しく解説します。

ロレックスで文字盤交換できる条件とは?

まず、ロレックスの文字盤交換を利用する際は、その腕時計が下記の条件を満たしている必要があります。自由に変えられるわけではなく、腕時計の状態によってはすぐに利用できないこともあるので、交換を検討している方はご自分のロレックスを確認してみてください。

カタログ記載のリファレンス番号が同じである

ロレックスの文字盤交換は、モデルのリファレンス番号が同じもの同士で行うことになります。例えば、Ref.126233のデイトジャストの文字盤は、同じくRef.126233やRef.126233Gの型番のデイトジャストとしか交換できません。

そのため、デイトナとデイトジャストといった違うモデル同士の文字盤交換は不可能であり、ロレックスであればなんでも交換できるわけではないことを覚えておきましょう。

ロレックスが定める品質基準を満たす

文字盤交換は、ロレックスが定める品質基準を満たしているモデルでないと利用できません。要は正常に動くロレックスであることが条件であり、故障して動かなかいものやひどく傷ついている場合は交換を断られる場合があります。

その際は文字盤以外の部品の交換や修理を行い、正常に使える状態になってから文字盤交換を依頼するようにしましょう。不安な場合は一度オーバーホールを行ってから文字盤交換を依頼するのがおすすめです。

ロレックスの文字盤にはどんなものがある?

ロレックスからは多彩なカラーリングだけでなく、有機的なパターンを刻印したものや自然由来の素材を利用した文字盤が登場しています。そのため、文字盤交換の際は非常に多い選択肢の中から自分好みのデザインを選ぶことができます。ここで一部の代表的なデザインをご紹介しますが、興味のある方は他のデザインも探してみてください。

交換する文字盤を選ぶときは、ビジネス、カジュアルといったロレックスを着用する時のシーンやファッションに合わせるとよいでしょう。例えば、使いやすいものが良いなら定番のシルバーやブラック、個性を出したいならコンピューターのような刻印系、ステータスとして使いたいなら派手なゴールド系を選ぶと、オシャレにロレックスを着用できます。

文字盤一つで腕時計の雰囲気はガラリと変わるため、よく比較検討してからの交換をおすすめします。

ロレックスの文字盤を交換するときの手順

交換するモデルと文字盤が決まったら、以下の手順で文字盤を交換してもらいましょう。手順は「交換の依頼」→「見積もり後に正式に契約」→「交換完了を待って受け取る」の順になります。一度文字盤を交換したら再度交換するのに手間と費用がかかるので、依頼の前には今一度交換するべきかどうかを確認しましょう。

サービスセンターや店舗に連絡する

ロレックスの文字盤交換は、公式のサービスセンターやロレックス販売店で依頼できます。交換を検討している場合はサービスセンターに連絡するか、近くの店舗に直接ロレックスを持ち込んで相談してみましょう。実際に依頼する段になったら交換先の文字盤を選ぶことになりますが、あらかじめ同じリファレンス番号の、どの文字盤にするかを決めておくとやり取りがスムーズになります。

見積もり内容を確認して契約する

文字盤交換を依頼すると、各種内容に基づいて見積り書が提示されます。工賃や交換先の文字盤の価格などが記載されていますので、間違いがないか、自分の条件に合っているかどうかをしっかりと確認しましょう。費用に疑問がある際はスタッフに質問することも重要です。

見積書の内容に問題がなければ、正式に依頼が受理されます。

交換完了を待つ

文字盤交換の契約後は特に依頼者がすることはなく、ロレックスから交換完了の連絡が来るのを待つだけになります。納期に関しては、オーバーホールなどの作業も同時に依頼した場合や、文字盤の在庫量によって左右されることがあります。一般的には二週間程度とされていますが、それ以上かかることも視野に入れて依頼するようにしましょう。

文字盤交換にかかる費用の内訳

手順に続いて、実際にロレックスの文字盤を交換する際は、どのような内訳で費用が決まっているかをご紹介します。もちろん、どんな素材の文字盤に交換するか、オーバーホールを利用するかどうかでも費用は変わってきますので、依頼前にはしっかりと見積書記載の費用の内訳を確認するようにしましょう。

文字盤の本体代金

当然ですが、文字盤交換には新しい文字盤の部品代が必要になります。ロレックスの文字盤の素材は非常に豊富であり、安価なシルバーから、ダイヤモンドをあしらったもの、隕石を使ったメテオライト文字盤までさまざまです。

素材によってその価格は大きく変わるため、交換費用の内訳の大部分を占める場合があります。

針の代金

ロレックスは同じ型番のモデルであっても、文字盤に合わせて違うデザインの針が採用されていることがあります。そのため、文字盤交換と同時に針の交換も必要になる場合があることを覚えておきましょう。

交換が必要な際は費用に新しい針の代金も加算されるため、針が交換されるかどうかは事前に確認しておくべきです。

その他交換パーツの代金

冒頭でご紹介した通り、文字盤交換のサービスは正常に動くモデルでないと利用することができません。そのため、文字盤交換のために行うメンテナンスで発覚した部品交換の費用も必要なコストであると言えるでしょう。正常に動くロレックスの文字盤交換では発生しない費用なので、故障しているロレックスの文字盤を交換する際は、追加で費用が発生する可能性が高いことを覚えておきましょう。

交換作業の工賃

ロレックスの文字盤の交換作業は専門の腕時計技師の手によって行われます。そのため、文字盤交換を利用する際には部品代以外に交換作業の工賃も必要になってきます。
こちらも部品代同様、交換するモデルによってある程度その値段が変動するため、見積書の内訳はしっかりと確認しておくべきでしょう。

オーバーホール代金

ロレックスの文字盤交換を依頼する際、合わせてオーバーホールを依頼することもできます。オーバーホールは腕時計を全て分解してからきれいに洗浄してくれるサービスで、精度や防水性能の検査も行ってくれます。

ある程度の追加費用はかかりますが、長期的な腕時計の使用のためには定期的に行う必要があるため、文字盤交換のタイミングで依頼するのも一つの手です。

ロレックスの文字盤を交換するときの注意点

文字盤交換は持っているロレックスを好みのデザインに変えることができますが、気をつけなければならない注意点もいくつか存在します。依頼前には下記の項目を確認し、文字盤を交換した後に後悔することがないようにしましょう。場合によっては価値が下がるケースもあるので、ロレックスの資産価値を重視している方は注意が必要です。

文字盤交換によって価値が下がるケースがある

アンティークロレックスのように純正部品が生産終了しているモデルは、製造時の状態に価値があるため、新しい部品に交換することで価値が下がってしまう可能性があります。そのため、古いモデルの文字盤交換やオーバーホールの際には、新しい部品への交換に気をつける必要があります。

価値が下がってしまうのを防ぐために、文字盤交換などのサービスを利用する際はそのモデルの価値をしっかりとチェックしておくべきでしょう。

予想以上にコストがかかるケースがある

ロレックスの文字盤交換を利用する際は、予想以上にコストがかかる可能性があることも知っておくべきです。交換費用には新しい文字盤の代金や取り替えの工賃だけでなく、場合によっては新しい針への交換代やオーバーホール代が含まれることがあります。

「単に文字盤を交換するだけだから安い費用で済む」とたかをくくらずに、ある程度まとまった費用がかかるかもしれないことを覚悟しておくべきでしょう。

リファレンス番号が同じでも交換不可のケースがある

ロレックスの腕時計は、基本的に同じリファレンス番号のモデル同士なら文字盤の交換が可能です。しかし、中にはこのルールに当てはまらないモデルも存在しています。型番の最後のアルファベットが違うと交換してもらえなかったり、全く同じ型番同士でも交換できなかったりする場合があるので、依頼できるかどうかはカタログだけでは判断できません。

そのため、自分のロレックスの文字盤が交換できるかどうかは依頼前に公式に確認しておく必要があります。

文字盤交換に関するQ&A

ここでは、ロレックスの文字盤交換に関する費用や納期などについて、よくある質問をQ&A形式でまとめました。交換についての質問はサービスセンターやロレックス販売店に問い合わせることもできますが、返答に時間がかかることもあるため、事前にここを確認してからにすることをおすすめします。

日本ロレックスの正規店やサービスセンター以外でも交換できる?

ロレックスの文字盤交換は、文字盤の在庫さえあれば公式でない時計修理店にも依頼することができます。メーカーより安い価格で交換してもらえる場合があるため、コスパ重視の方は利用を考えるのもありかもしれません。

ただし、非公式の時計修理店での交換は、故障を避けるためにオーバーホールが必須であったり、他社の手が加わったことでロレックスの公式サービスを利用できなくなったりすることもあるため、利用する際には注意が必要です。また、公式に比べて文字盤の在庫が限られることも覚えておくべきでしょう。

目立った破損や故障がなくてもパーツ交換が必要になることがあるって本当?

たとえ見た目上は正常なモデルであったとしても、ロレックスの定める品質基準を満たしていない場合はパーツ交換を提案される可能性があります。

たとえば、ガラスの欠けは防水性能が損なわれていなければ使用に全く問題はありません。しかし、ロレックスに基準を満たしていないと判断されてしまうと、パーツ交換の必要アリと見なされてしまいます。

そして、公式サービスの利用にはロレックスの品質基準を満たす必要があるため、オーバーホール等の代金にパーツ交換代が加算されてしまい、予想以上にコストがかさむ可能性があるのです。

文字盤交換にはどれくらいの期間がかかる?

文字盤交換の納期は約2週間で、オーバーホールも依頼した際は1ヶ月程度かかるとされています。

ただし、これは文字盤の在庫が国内にあるときの納期であり、新しい文字盤が在庫不足の場合は伸びる可能性が高いです。例に挙げると、国内に文字盤の在庫がない場合は3ヶ月ほどの納期が必要と言われています。さらに、人気が高くプレミアがつくような文字盤であれば世界的な在庫不足が予想されるため、半年以上待たされることも十分に考えられます。

古い文字盤の返却費用はどれくらい?

ロレックスの文字盤は交換後に、新しい文字盤代の40%の金額を支払うことで古い文字盤を返却してもらえます。

これは全ての文字盤に当てはまるわけではなく、メテオライトやダイヤモンドがついた一部の高額な文字盤は無償で返却してもらえる可能性があります。また、返却を求めなければ交換代金を割り引いてくれることもあるため、文字盤交換の依頼前にはスタッフに問い合わせるなどして確認するのがおすすめです。

高価なロレックスは修理より売却を検討したほうがよいことも

高価なロレックスに関しては修理や文字盤交換を行わずに、売却して新たなモデルを買った方がいい場合もあります。

ロレックスはプレミアがついた人気のモデルであるほど、発売時の状態のものを欲しがる人が多いです。そのため、交換や修理を利用することでかえって価値が下がってしまう可能性があります。加えて、交換や修理にもある程度のコストがかかるため、人気のモデルに飽きたときは売却して別のロレックスに買い換えるのも悪い選択ではないでしょう。

まとめ

当記事ではロレックスの文字盤交換について、交換の手順や費用、注意点をご紹介しました。

文字盤交換は気軽には利用しにくいですが、ロレックスを自分好みに変更できる素晴らしいサービスです。ただし、ある程度の手間とコストがかかってしまうため、飽きてしまったロレックスの場合は文字盤交換と売却を比較するのがおすすめと言えます。

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