中古時計専門店|カメラのキタムラでブランド腕時計を販売中

ロレックスの王冠透かしマークとは?探し方や偽物を見分けるポイント

ロレックスの王冠透かしマークとは?探し方や偽物を見分けるポイント

実用性を重視してデザインされた、優れた機能性とデザイン性が魅力のコレクションが多く揃うロレックス。高級腕時計ブランドとして世界的な人気と知名度を誇るブランドでもあり、そのあまりの需要の高さから近年では正規販売店で購入が難しい状況が続いています。
当記事ではそんなロレックスの豆知識的な情報として、ブランドロゴである王冠の透かしマークについて解説いたします。ロレックスの真贋判別にも役立つ仕掛けであるため、知っておいて損はありません。ぜひ最後までご一読ください。

ロレックスには透かしマークがある

高級腕時計ブランドとしてあまりに高い人気を誇るロレックスは、その分非常に模造品が多いブランドとしても知られています。そして、最近ではコピー技術の発達も著しいため、ロレックスでは透かしマークを入れることでこれを対策しているという説が有力視されています。

透かしマークは1999年から採用されている

現在ではロレックスのほとんどのモデルで見られる透かしマークですが、実際に使われるようになったのは1999年に発売されたヨットマスター ロレジウムが初とされています。
当初、この透かしはヨットマスターにのみ使用されていましたが、その後少しずつデザインを変え、徐々に他のモデルにも刻印されるようになっていきました。そのため、部品交換などの特殊なケースを除けば、1999年以前のモデルには透かしマークが入っていないのが一般的となっています。

透かしなしの近年モデルもある

近年のロレックスコレクションの中でも、この透かしマークが入っていないモデルはいくつか存在しています。例えば、耐磁ウォッチであるミルガウスのグリーンサファイアには透かしマークが入っていません。この風防はその特性上加工が難しいため、透かしマークを入れると割れてしまう危険性があったのではないかと言われています。
この他にも透かしが見えにくいモデルなどもあるため、透かしマークが無い=偽物とすぐに判断するのは避けるべきでしょう。

ロレックスの王冠透かしマークの探し方

さて、このように模造防止としてほとんどのモデルに入れられている透かしマークですが、実際に自分のロレックスで確認してみたい方も少なからずいらっしゃると思います。しかし、この透かしマーク、偽造防止という側面からか非常に見づらいものとなっており、肉眼ではほとんど確認できないようになっています。以下で詳しく解説します。

肉眼ではほぼ見えない

王冠の透かしマークはレーザーによって小さく刻印されたものであるため、残念ながら肉眼での確認は難しいものとなっています。また、文字盤の色も重要であり、明るいブルーやホワイトダイアルのモデルではほとんど視認することができません。
どうしても透かしマークを見てみたい場合は、鑑定士のように拡大鏡を使用してみると良いでしょう。透かしの出来の良さまで確認できる拡大鏡であれば、自力での真贋判定も不可能ではありません。

斜めから見ると見つけやすい

透かしマークはガラスに刻印されているため、傷を探すときのように、光の当て方をいろいろ変えてみると見つけられる場合があります。拡大鏡とともにスマートフォンのライトなどを利用して、一度探してみるのも面白いかもしれません。
もし透かしマークが見つからず、自分のロレックスが本物かどうか不安に感じるのであれば、諦めて鑑定士に依頼するのもひとつの手です。信頼できる業者であれば、透かしの有無及び真贋の判定が受けられるでしょう。

王冠透かし以外でロレックスの本物と偽物を見分けるポイント

ロレックスは、肉眼では確認しにくい透かしマークを使わずとも、本物と偽物を判別する方法がいくつか存在しています。ケースやダイアル、リュウズやクラスプなどは真贋の判別に役立つ場合があり、中にはムーブメントのように一発で偽物と判断できるものもあるため、一度ご自分のロレックスを確認してみてはいかがでしょうか。

ケースサイドの刻印

ロレックスの腕時計では、ブレスレットで見えない12時位置のケースサイドに型番が刻印されています。普段は見えない箇所であるため、偽物はこの刻印が無い場合も多く、その有無で偽物の判断ができます。また、仮に刻印があったとしても、その表記で真贋の判断が可能となっています。特に、丸い跡が見える刻印はロレックスでは使われないレーザーによるものであり、偽物でしか見られないものとなっています。

ダイアルの王冠マークやロゴ

ロレックスはダイアル上の表記の完成度の高さでも真贋を判定できることがあります。ダイアル上にある王冠やオイスターパーペチュアルといった表記は職人の手によって施された非常に繊細なものであり、雑な造りの偽物と比較すると瞬時に偽物と判別できるようになっているのです。
拡大鏡などを使わなければ確認は難しいかもしれませんが、歪みの無い、くっきりとした濃い文字で書かれてない場合は偽物の可能性が高いでしょう。

リュウズやクラスプの王冠マーク

ロレックスではリュウズやクラスプといった操作部に王冠マークがあしらわれています。この王冠マークもかなり精巧にできているため複製が難しいものとなっており、その完成度で偽物と判断できる場合があります。モチーフに立体感がありその輪郭がしっかりと判別できるか、5本の線や丸などのシェイプが均一であるどうかなど、拡大鏡で細かいところまでしっかりと確認できれば、クラウンでの偽物の判別は可能と言えるでしょう。

ムーブメントの仕様や仕上げ

腕時計のコピーにおいて、最も難しいのがムーブメントの複製です。中でもロレックスのように優れたコレクションを多く輩出しているブランドは、先端技術によってムーブメントを製造しているため、雑多なコピー業者ではまずその複製は不可能と言えるでしょう。
そのため、ケースを開けて内部を確認できれば、ほとんどの場合瞬時に偽物を判断できるようになっています。ただし、リスクを考えると個人で分解するのはお勧めできません。なるべく業者に依頼すべきでしょう。

こだわりの詰まった6種類のロレックスをご紹介

ここでは、ロレックスのこだわりが詰まった、6本のモデルをピックアップしてご紹介いたします。他のロレックスにも言えますが、いずれも品質、デザイン性で高い完成度を誇っており、複製が極めて難しいモデルとなっています。モデル選びの参考にぜひお役立てください。

ヨットマスター II Ref.116681

洋上スポーツの中でも、特にヨットレースに向けて設計されたプロフェッショナルモデルです。レガッタクロノグラフと呼ばれるカウントダウン機能を搭載しており、その完成されたデザインと機構は複製が極めて難しいと言えるでしょう。
本作はその中でもエバーローズロレゾールを採用したエレガントなモデルです。ヨットマスターに比べてツールの側面が強い「Ⅱ」ですが、ピンクゴールドを上手く差し込むことで上質な高級感も兼ね備えるモデルとなっています。

コスモグラフ デイトナ Ref.116518LN

言わずと知れたロレックスの一番人気モデルであるコスモグラフ デイトナ。モーターレースに向けて開発されたモデルであり、タキメーターやクロノグラフ機能はスポーティテイストを強調するものとなっています。
18Kイエローゴールドを使用した本作は、セラミックベゼル、インダイアル、ブレスレットのブラックが抜群の相性を見せる一本です。
偽物が非常に多く出回っているデイトナですが、それだけ対策も講じられており、簡単に偽物と見分けられるケースがほとんどです。

デイトジャスト 31 Ref.278274

ロレックスの3大機構の全てを搭載したデイトジャストは、アイコンモデルとして非常に高い人気を誇ります。そのドレス、カジュアルに振り切らないデザインが特徴的であり、カラーリングやデザインで幅広い選択肢があることも魅力に数えられます。
31mm径モデルである本作で注目したいのが、ダイヤを中心に持つ青い花が敷き詰められたフローラルモチーフダイアルです。花ごとに仕上げを変えることで立体感が作り出された文字盤は、ロレックスの優れた製造技術の結実と呼べるでしょう。

サブマリーナー デイト Ref.126613LB

ロレックスを代表するダイバーズウォッチであるサブマリーナー。高い防水性と逆回転防止ベゼルに始まる実用機能を搭載しており、そのダイバーズウォッチらしからぬスタイリッシュなデザイン性でも人気を集めるモデルです。
本作はイエローロレゾールにブルーカラーを採用した、通称「青サブ」と呼ばれる人気モデルです。海を思わせるカラーリングとリゾートにふさわしいラグジュアリーテイストが魅力であり、この完成度はそう簡単にコピーできるものではありません。

スカイドゥエラー Ref.326238

スカイドゥエラーは、GMT機能や年次カレンダーといった複数の機構を兼ね備える、ロレックス随一のコンプリケーションウォッチです。特に年次カレンダーは年に一度の修正で済む非常に実用的な機能であり、ブランドの技術力を象徴するものとなっています。
本作は、18Kイエローゴールドにオイスターフレックスブレスレットを組み合わせたエレガントモデルです。もちろんこのような複雑機構を備えたモデルはコピーが極めて困難であり、精巧な偽物は出回りにくい印象があります。

ミルガウス Ref.116400GV

ロレックスで唯一耐磁性に特化したプロフェッショナルモデルであるミルガウス。機能性はさることながら、その独特なデザイン性も魅力に数えられ、稲妻を模した秒針やグリーンのサファイアガラスが手元に最高峰の個性を与えます。
本作で注目したいのが、「Zブルー」と呼ばれる緑がかったダイアルカラーです。このカラーリングとグリーンサファイアは再現が難しく、複製モデルもすぐに見分けられるようになっています。

カメラのキタムラでロレックスを手に入れよう!

カメラのキタムラではWebショップを中心に中古腕時計を取り扱っております。各店舗に長年の経験と実績のある鑑定士が在籍しており、偽物のロレックスを購入する心配はございません。安心してご利用くださいませ。
さらに、ご注文いただいた商品は店舗でも自宅でもお受取いただける上、店舗受け取りの場合は実物を確認してからのご購入も可能です。安心の1年保証も付帯しますので、ロレックスの購入はぜひカメラのキタムラにご相談くださいませ。

まとめ

当記事では、ロレックスの偽造品対策である王冠の透かしマークについて詳しく解説いたしました。自力でロレックスの真贋判定を行うのは難しいですが、この記事を中古品購入などの参考にしていただけると幸いです。
もし、偽物の心配をせずに中古ロレックスを購入したいのであれば、ぜひカメラのキタムラにご相談くださいませ。創業89年の歴史で培ってきた経験とノウハウを活かし、お客様が安心して腕時計を購入できるよう努めてまいります。

関連記事

view more
TOPに戻る
TOPに戻る